お家づくり なぜ収納に失敗しちゃうの?②
2024年06月20日
住宅収納スペシャリストのサカモトです。
今日も収納のことについてお届けします。
お家を建てて暮らしてみると
『収納に失敗した…』と感じる方が多いそうです。
では、どのように失敗した!と感じるのでしょうか。
1,収納が足りなかった
2.収納を作る場所が動線に合っていなかった
3.収納が使いにくい
などなどが理由のようです。
★今日は【2.収納を作る場所が動線に合っていなかった】について考えてみたいと思います★
まず、動線とは生活している人がお家の中を移動するルートを線に表したもの、
家事動線であれば家事をする人が移動するルートのことになりますが、
ここで、失敗してしまう原因としては生活動線や家事動線をイメージできていなかったことです。
とにかく収納はたくさんあればいい!広ければいい!
それだけで作ってしまうと収納する場所やモノの量が釣り合わず不便さを感じてしまうのです。
また、収納場所がたくさんあっても使い勝手が悪いとそれは住み心地のいい家とは言えなくなってしまいまよね。
適材適所に収納がない場合も、無駄な動きが生じてしまいます。
私たちは使うときは、必要なのでモノを取りに行きますが、収納場所が離れていたり面倒な収納になってしまうとついつい片付けることを後回ししてしまいがちです。
☆一緒に洗濯動線を考えてみましょう☆
例)3階建てのお家
1階で洗濯→2階のバルコニーに干す→3階のクローゼットへしまう。となった場合。
濡れた洗濯物は重たいです。それを持って移動し2階に干し、乾いたら3階のそれぞれのクローゼットにしまう。
考えただけでも大変そうですね。
こちらならどうでしょう…
お洗濯が終わったら、そのままバルコニーで干し、乾いたらクローゼットへ収納する。
ひとつの線で完結します。なんともスマートですよね♡
大切なお家づくり。
ぜひ1度、ご家族の動線を追ってみるのもよい収納をつくるカギになりますよ!
また、素敵な実例をご紹介できたらと思います。