ご両親が高齢になり、持ち家の処分に悩んでいるという方は多いでしょう。
そこで今回は、ご両親が高齢者になって持ち家処分に悩んでいる方に向けて、持ち家を処分する際の注意点についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

 

□高齢者の方が持ち家を処分して賃貸で暮らすメリットをご紹介！

ここからは、高齢者の方が持ち家を処分して賃貸で暮らすメリットを2つご紹介します。

1つ目が、住居に対する相続トラブルが発生しないことです。
持ち家や土地の所有者が亡くなった際には親族に不動産を相続することになりますが、このとき、相続人に多額の相続税が発生する場合があります。
また、相続人が複数いる場合には、相続の分配でトラブルに発展するケースも多いのです。

その反面、賃貸物件は相続の心配もなく、相続税も発生しません。
所有者が亡くなっても、手続きを行えばご家族が同じ家に住み続けられます。
高齢者の方が不動産を所有している場合は、ご自身が亡くなった後の影響を考慮して、賃貸を選択する方もいらっしゃいます。

2つ目が、バリアフリーに対応しやすいことです。
高齢化に伴い住宅をバリアフリーにする必要が出てきても、持ち家の場合は多額のリノベーション費用がかかりますし、そもそも構造上対応できない場合もあります。
その点、あらかじめバリアフリー設備が整った賃貸物件を選べば、費用を抑えつつ安全な暮らしが叶うでしょう。

 

□持ち家を処分する際の注意点をご紹介！

ここからは、持ち家を処分する際の注意点をご紹介します。
最も注意しておきたい点は、早めに話し合っておくことです。
ご両親が元気なうちから話題にするのは気がひけるかもしれませんが、いつかは考えねばなりません。
ご両親が健在のうちに、実家の処分について親の意向と子供達の意向をお互いにしっかり話し合いましょう。

特に注意すべきなのは、実家を売却する際のご両親の健康状態です。
寝たきりや認知症になった場合、売却契約などがスムーズに行えない可能性があります。
相続問題の話し合いに加えて、日頃からご両親の様子を見つつ、コミュニケーションを取っておくと良いでしょう。

 

□まとめ

今回は、ご両親が高齢者になった際の持ち家処分に悩んでいる方に向けて、高齢者の方が持ち家を処分して賃貸で暮らすメリットをご紹介しました。
また、持ち家を処分する際の注意点についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。