実家が何らかの事情で空き家になってしまった場合、どう対処するのが良いのでしょうか。
空き家となった実家の処分方法はいくつか存在します。
そこで今回は、空き家となった実家の処分方法と、処分の際の注意点についてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

□空き家となった実家の処分方法についてご紹介！

ここからは、空き家となった実家の処分方法を3つご紹介します。

1つ目が、売却です。
不動産を所有しておくと将来相続でトラブルに発生する可能性があるため、売却を最優先に考えるのがおすすめです。
売れにくそうな物件は「空き家バンク」制度に登録すると良いでしょう。
移住希望者等とのマッチングで売却できる可能性が高まります。

2つ目が、賃貸です。
家賃収入が定期的に入ってきて、家を誰かが使ってくれるため管理面でも安心です。
ただし、古い住まいを賃貸に出すには、事前のリフォームが必要になる可能性があります。
リフォームなど、もろもろの費用を含めると必ずしも利益が出るとは限らないため、まずはコストを試算してみましょう。

3つ目が、取り壊すことです。
売却する場合、一般的に古家付きより更地の状態にした土地の方が売れやすいです。
しかし、更地にすると固定資産税の特例がなくなって税額が6倍になるため、売却に時間がかかれば負担が増える可能性もあります。

 

□実家を処分する際の注意点をご紹介！

ここからは、実家を処分する際の注意点を2つご紹介します。

1つ目が、処分方法について早めに話し合うことです。
可能でしたら、実家の持ち主であるご両親が健在のうちに、実家の処分方法について身内で話し合うのが良いでしょう。
親自身は、誰かに実家に住んで建物を保ってほしいのか、親の死後に実家に住みたい人がいるかなど、親と子供達の意向を明確にしつつ、しっかり話し合いをすることが大切です。

2つ目が、親の不安を解消することです。
親が元気なうちに住み替えをするのは合理的な選択かもしれませんが、親自身は不安も大きいでしょう。
長年住み慣れた家を手放して新しい環境で暮らすのは、高齢者にとっては不安が大きいです。
引越し前後の不安定な生活環境を考慮し、ご両親の不安を解消できるサポートが大切ですね。

 

□まとめ

今回は、実家が空き家となってしまった場合にどうすると良いのか方法をご紹介しました。
また、実家を処分する際の注意点についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。