空き家を所有しているが、メンテナンスが面倒でついつい放置してしまっているという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、空き家を放置した場合に発生するリスクについてご紹介します。
また、空き家が倒壊した場合の責任の所在とその事例についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

□空き家を放置した場合に発生するリスクをご紹介！

ここからは、空き家を放置した場合のリスクを3つご紹介します。

1つ目が、倒壊する可能性があることです。
人が住んでおらず手入れされていない建物は、急速に劣化していきます。
劣化が進行して柱や壁が傷んだり土台がぐらついたりすると、建物が傾いて倒壊する可能性もあり、ご近所トラブルにも発生する恐れがあります。
寒冷地では空き家に雪が積もっても雪かきをされないので、雪の重みで倒壊する場合もあります。

2つ目が、景観が悪くなる可能性があることです。
空き家の周辺は草木が荒れ放題で虫も繁殖し、審美性に悪影響をもたらします。
また、荒れた土地にはゴミを不法投棄されやすいです。
ゴミが溜まることでさらに景観が悪化し、悪臭がするなどのトラブルも発生する可能性があります。

3つ目が、庭木の倒木の可能性があることです。
空き家では、庭に生えた木がメンテナンスされずに放置され、倒木の恐れがあります。
隣の民家に倒れて家屋にダメージを与えた場合は、賠償責任が発生する恐れや、道路へ倒れて通行人に当たり、事故につながる可能性もあるのです。
空き家を放置した結果として、人命に関わる事故を引き起こす可能性があることも考慮するのが大切です。

 

□空き家が倒壊した場合の責任の所在とその事例をご紹介！

空き家が倒壊した場合、賠償責任を負うのは所有者となります。
空き家における損害は、倒壊も含めて所有者が責任を負うケースがほとんどでしょう。
倒壊による損害賠償は何千万円～何億円と非常に高負担になる可能性もあるので、ご自身の人生を一変させないためにも適切に管理するのが大切です。

では、被害の事例を1つご紹介します。
事例としては、空き家が倒壊し、近隣の建物へ被害が及んだ場合です。
所有している空き家の解体費用はもちろん、近隣建物への損害賠償費用や家財の損害を与えた賠償責任を支払うことになります。

 

□まとめ

今回は、空き家を放置した場合に発生するリスクについてご紹介しました。
また、空き家が倒壊した場合の責任の所在とその事例についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。