マンションを売りたいが、どのような要素から資産価値が決まるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マンションの階数によって資産価値が違うのかについてご紹介します。
また、マンションの資産価値決定の基本ルールについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

□マンションの階数によって資産価値は違う？

結論から申し上げますと、マンションの階数によって資産価値は大きく異なります。
例えば、同じマンションの2階と10階では、同じ広さでも価格が違う場合が多くあります。
では、2階と10階の価格差はどのくらい違うのでしょうか。
一般的には、１階と２階の価格差が最も大きいとされており、上の階になるほど価格は高くなりますが、価格差は縮小していく傾向にあります。

ただし、平均的な価格設定の例外として、以下のものがあげられますので、注意してください。

・日照や眺望条件が一般的でない場合
・１階住戸に庭や専用駐車場などの付帯便益がある場合
・上層階がペントハウスなどの仕様の違いがある場合
・ルーフバルコニーなどの仕様の違いがある場合

 

□マンションの資産価値決定の基本ルールについてご紹介！

ここまではマンションの階層によって価格が異なることをご紹介しましたが、ここからは、階層以外の資産価値決定における基本ルールについて3つご紹介します。

1つ目が、マンションの位置です。
建物の両端にある角住戸は、窓を3方向にとれて採光や通風に優れているので価格が高くなりやすいです。

2つ目が、マンションの方角です。
基本的に、リビングの開口部の方角が、南から東・西から北の順に価格は低くなるといわれています。
ただし、日当たりに優れない北向きでも、眺望が良い場合は価格が維持されるケースが多いです。
また、タワーマンションの高層階であれば、北向きでも明るい部屋になるので、それほど関係はありません。

3つ目が、特殊事情です。
例えば、ゴミ置き場やエレベーター、階段や駐車場などの共用施設やエントランスから近い場合は要注意です。
「人の気配や騒音、臭いなどが気になるのではないか」というマイナスイメージを持たれやすく、実害が無くても割安となるケースがあります。

 

□まとめ

今回は、マンションの売却をお考えの方に向けて、マンションの階数によって資産価値は異なるのかについてご紹介しました。
また、マンションの資産価値決定の基本ルールについてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。