空き家を持っていて管理も日頃からしているが、保険に入るべきなのかよくわかっていないという方もいるでしょう。
空き家にでも保険をかけることは可能ですので、検討するべきです。
今回は空き家に保険がかけられるということについての解説と、空き家の地震保険についての紹介をします。

 

□空き家に保険はかけられる

空き家に保険をかけることは可能です。
しかし、空き家に関しては、管理や手入れがしっかりしていないケースの方が多くなっています。
つまり、普通の人が住んでいる建物に比べて、損傷のリスクが高く、保険によるサポートが必要になる機会が多くなると見込まれます。
そうなると保険に加入するためのハードルが幾分か高くなってしまいます。

管理がされておらず人目のつかない空き家であると、放火の対象とされやすく、自然災害以外のリスクもあります。
災害がなくても管理がなされていないと、建物の劣化のスピードは上がってしまいます。
自動車の保険などでも、事故のリスクが低い年齢層には保険料を安くして、リスクが高い若者は保険料が高くなっています。
そのことと同様でリスクの高い空き家は保険には入れますが、ハードルが高くなっています。

 

□空き家の地震保険

地震保険とは、地震によって建物が火災や津波で被害を受けたときに、受けられる保険のことを指します。
地震保険は、住宅物件もしくは併用住宅物件であれば加入できます。
併用住宅物件というのは、一つの建物の中に、人が住む場所とそれ以外の用途に使う場所がある物件のことです。
事務所や店舗が住宅に一緒に入っている場合などを指します。
人が住むだけの建物が一番保険料は安くなり、併用住宅の保険料は人が住むだけの建物に比べて高くなります。

空き家の場合は、別荘などのように定期的に人が来る場合には、別荘として見られるので地震保険に加入できます。
また、建物の一部を店舗として使用しているような併用住宅物件の場合には、住宅物件部分のみ地震保険に加入できます。
基本的には上記のような形ですが、保険会社によって空き家の加入を認めていない場合もありますのでご注意ください。

 

□まとめ

今回は空き家に保険がかけられるということについてと、空き家の地震保険について紹介しました。
人目につかないところに空き家を所持していて心配な人は保険を検討すると良いでしょう。
空き家の管理に関してご不明点ございましたら、お気軽に当社までお問合せください。