実家の建て替えを検討している方の中には、費用が気になっている方も多いでしょう。
建て替えには解体費用やリフォーム費用などさまざまな費用がかかります。
具体的にどれくらいの金額がかかるのか知っておきたいものです。
そこで今回は実家の建て替えにかかる費用と実家を建て替えるメリットについてご紹介します。

 

□実家の建て替えにかかる費用

＊建物の解体費用

解体費用は建物の大きさや構造によって大きく異なります。
一般的に木造住宅が最も費用が低く、RC住宅の費用が最も高くなります。
40坪の解体費の目安としては木造住宅と鉄骨住宅が110万円ほど、RC住宅が110万円ほどとなります。
解体費用は業者によっても異なるため、必ず確認しておきましょう。

 

＊本体工事費用

本体工事費は新築の建物を建てる時とほとんど変わりません。
予算を抑えたい場合はローコスト住宅を選ぶこともでき、木造や鉄骨などお好きな構造を選べます。
工事方法も選べることも嬉しいポイントでしょう。

費用の目安は坪単価に家の大きさを掛けることでおおよその工事費用を算出することができます。
建物の構造や工法によっても異なりますが一般的に木造、鉄骨、RC住宅の順で費用が高くなります。

 

＊外溝リフォーム費用

既存のものを活用することでコストを抑えることができますが、一新することも可能です。
10年後に外溝だけをリフォームするよりもコストを抑えられるため、おすすめです。
建て替えで多い外溝工事の項目は、駐車場のスペースを広げることや芝の張り替え、浄化槽の位置の変更などです。

 

□実家を建て替えるメリットとは

1つ目は間取りやデザインを一新できることです。
ゼロから新しい家を作るため、間取りやデザインなどを希望通りに変更することができます。
地盤や基礎を改修することもできるため、より安全な住宅になるでしょう。

また、二世帯住宅にできることもメリットです。
それぞれの希望を取り入れた生活環境を作ることができます。

2つ目は土地購入費用がかからないことです。
土地の購入費用を抑えながら新しい住宅を作ることができます。
地域によっては建物よりも土地の費用の方が高いこともあるため、実家の土地を有効活用するとよいでしょう。

 

□まとめ

今回は実家の建て替えを検討中の方に向けて、実家の建て替えにかかる費用と実家を建て替えるメリットについて解説しました。
実家の建て替えには建物の解体費用や本体工事費、外溝リフォーム費用などがかかります。
また、デザインや間取りを一新することができる点は、実家を建て替えるメリットの1つと言えるでしょう。