「水道はライフラインとして住んでいる場合には欠かせないが、空き家で住まないから止めるべきではないのか。」
このようにお考えの方も多いでしょう。
空き家でも水道を使えなくすると困ることになるため止めない方がいいでしょう。
今回は、水道を止めない方がいい理由と水道管破裂の対策について紹介します。

 

□空き家の水道契約は続けるべき理由

空き家で泊まったり暮らしたり、生活したりする際の水道の利用は必要不可欠ですが、生活しない場合にも水道は止めないことをおすすめします。

１つ目の理由は、水は空き家で生活しない場合でも、維持するための管理に必要です。
例えば、掃除する際に水を使ったり、庭木に水やりをしたりと空き家の管理に水道は必要です。

２つ目の理由は、水道を劣化させないためです。
水道管は中に水が通っていないと赤サビができてしまい、水道管の劣化につながります。
劣化が進むと水道管が破裂したり、強度を下げて破裂の原因となったりしてしまいます。

水道を止めずに水道代をなるべくおさえるためには、水道の量水器と一緒に取り付けられている元栓を閉めましょう。
しばらく使わない場合は、元栓を閉めることで料金を少しだけでも節約できます。
また、使用する際に元栓を開けば使用できます。

 

□空き家の水道管破裂を防ぐ対策について

１つ目は、こまめな通水と寒い時期に流水することです。
水道管破裂で最も多いのは、水道管の中の水が凍結によって膨張して破裂することです。
これは水が水道管の中で止まって溜まり続けていることが原因で起こります。
対策としては、水が凍るような寒い時期にこまめな通水や流水を行うことが挙げられます。

２つ目は、地面からむき出しの水道管に保温カバーを取り付けることです。
特に水道管が破裂しやすい箇所は、寒い空気が直接当たるむき出しの部分です。
そのため、保温カバーを被せることで凍結の予防効果が高く期待できます。

３つ目は、水抜きしてしまうことです。
水道管の中の水が原因で凍結するため、あらかじめ水を出し切ってしまうことで凍結を防ぎます。
水を出し切る方法は、水道の元栓を閉めてからすべての蛇口を開いて水道管の水を全て出し切ります。

 

□まとめ

今回は、水道を止めない方がいい理由と水道管破裂の対策について紹介しました。
水道を止めると、清掃や庭木の水やりに用いる水が使えなくなりとても不便です。
空き家の水道管の破裂を防止するために、こまめな対策が面倒に感じた方は売却を検討してみませんか。
お悩みの際はぜひ当社にご相談ください。