空き家を所有しているが、上手く管理できずに放置してしまっているという方は少なくないと思います。
しかし、今あなたが放置している空き家は近隣トラブルの原因となる可能性があります。
そこで今回は、近隣トラブルになりやすい空き家の事例と、空き家のトラブルの回避方法について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

 

□近隣トラブルになりやすい空き家の事例をご紹介！

まずは、どのような空き家が近隣トラブルになりやすいのか事例をいくつか紹介します。

 

＊廃墟化し倒壊する恐れのある空き家

長期間誰の出入りもなく、換気もされていない空き家は急激に劣化していきます。
そのため、本来ならば修繕されなければならない箇所も手付かずの状態になってしまいます。
そうなると、あっという間に廃墟のような家になり、倒壊のリスクが高くなります。

 

＊火災により延焼や屋根が飛散する空き家

空き家には、誰も立ち寄らないという理由から不法投棄が行われることがよくあります。
そして、管理が不十分な点と相まって火災のリスクが非常に高いです。
空き家が火災に見舞われてしまうと、近隣住宅への延焼や屋根の飛散など、多大な迷惑をかけることになります。

 

＊害虫の発生や雑草が繁殖している空き家

空き家を放置することで、害虫が発生する恐れがあります。
ゴキブリやねずみなどが下水管から発生します。
そして、建物に最も被害を与えるのがシロアリです。
劣化が進むのはもちろんのこと、近隣住宅へ侵入する可能性もありとても危険です。

また、雑草が繁殖した庭からはアリやハチなどが発生しやすくなります。
さらには、伸びた樹木が近隣住宅へ侵入する可能性もあります。

 

□空き家のトラブルの回避方法とは？

上述したように、空き家を放置することはさまざまなリスクを招きます。
そのため、適切な管理を行うことが大切です。
定期的に空き家を訪れ、窓を開けて換気をしたり、掃除をしたり、雑草を除去したりなどの管理をするようにしましょう。

このように、しっかりと管理を行っていれば、外観はきれいな状態を保つことができ、近隣トラブルの原因となる可能性は低くなります。

しかし、空き家が遠方にある場合は定期的に訪れることは困難です。
そのため、空き家を訪れた際には、近隣住民の方にあいさつを行い、普段からコミュニケーションをとっておくことで、安心感を持ってもらうように心がけましょう。

 

□まとめ

今回は、近隣トラブルになりやすい空き家の事例と、空き家のトラブルの回避方法について紹介しました。
空き家は放置しておくと近隣トラブルの原因になります。
そのため、定期的に訪れて、換気をしたり、掃除したりすることが大切です。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。