空き家管理は、やるべきことが多くて大変です。
また、空き家を所有するリスクもいくつか存在します。
そこで今回は、空き家を所有するリスクについて紹介します。
空き家管理の仕方についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

□管理が大変な空き家を所有するリスクとは？

1つ目は、固定資産税がかかることです。
空き家はそこに誰も住んでいない場合でも、そこの不動産を所有している人に固定資産税がかかります。
毎年1月1日に納税義務があります。
税率は都道府県や市区町村で決められており、地域によって異なるため注意しましょう。

2つ目は、特定空き家に指定されてしまうことです。
特定空き家とは、2015年5月26日に施行された「空家等対策特別措置法」で新しく規定された空き家のことです。
衛生上有害になるおそれのある状態や、倒壊や保安上危険となる恐れのある状態の建物などを指します。
特定空き家に指定されてしまうと、多くのデメリットを被ることになるため注意しましょう。

3つ目は、管理費用です。
空き家の管理はやるべきことが多く、手間がかかります。
そこで空き家管理サービスを利用することもあるでしょう。

しかし、このサービスは月に1回程度の管理のため、利用しても空き家の防犯リスクや老朽化を完全には防げません。

4つ目は、住宅用火災保険が使えないことです。
空き家の場合、多くの火災保険に加入できません。
もし、空き家以前に火災保険に加入していた場合、そのまま継続することは可能です。

しかし、空き家になったことを保険会社に伝えなければ、保険料の支払いは続いてしまいます。
また、多くの火災保険で空き家は保証の対象外となっているため、たとえ火災が起きたとしても保険金が支払われない場合もあります。

 

□空き家の管理の仕方について

 

＊窓を開けて換気する

空き家の老朽化を防ぐために換気は必要です。
また、風をしっかりと通すことで湿気を取り除くことも重要です。

 

＊水や電気が使えるかを確認する

水は定期的に流さないと悪臭が発生する、水道管が錆びるといった問題が起こるためしっかりと行いましょう。
また、電気が使えない場合は、断線といったトラブルが起きている可能性があります。

 

＊室内を掃除する

誰も住んでいなくても室内にはちりやほこりが溜まる他、カビが発生することもあります。
また、害虫が発生すると対応がとても大変になるため、定期的に室内を掃除しましょう。

 

□まとめ

今回は、空き家を所有するリスクと空き家管理の仕方について紹介しました。
空き家を所有していると、デメリットも多いため注意しましょう。
当社では、空き家の解体をする際の工事費用を負担いたします。
空き家の売却を検討されている方はぜひ当社までご相談ください。