現在空き家を所有している方にお伺いします。
「その空き家、早めに処分しちゃいませんか。」
早期の空き家処分には様々なメリットがあります。
今回は、空き家処分の方法に加えて、空き家を早く処分した方が良い理由についてご紹介します。

 

□空き家の処分方法について

空き家を処分する場合、主に以下の2つの方法が考えられます。
・解体して土地だけを売却する。
・家を残してそのまま売却する。

解体し更地にして売却することのメリットは買い手が付きやすいことです。
劣化がみられるような建物をそのまま売却するよりも、土地として売却することで、結果的に早く買い手が見つかる場合が多いです。

逆に、解体費用がかかる点や固定資産税が高くなる点など、デメリットが存在するのも事実です。
空き家の劣化が進んでいる場合や、立地が好条件で1年以内の売却が予想される場合、他の用途での土地使用を想定できる場合などはこの方法がおすすめです。

建物を残したまま売却することのメリットは、前者とは対照的に解体費用がかからないことでしょう。

逆にデメリットとして、契約不適合責任に問われてしまう可能性があることが挙げられます。
契約不適合責任とは、購入された物件に瑕疵(かし)と呼ばれる何らかの欠陥が見られた際に、その欠陥の補修費用を支払う責任のことです。
法律上、瑕疵を発見した時から1年間は責任を追及される可能性があり、場合によっては解約されたり、損害賠償請求をされたりするため注意が必要です。
立地条件が良い場合やデザイナー物件の場合などはこの方法で処分すると良いでしょう。

 

□空き家はすぐに処分するのが良い理由について

空き家をすぐに処分した方が良いのは以下のような理由があります。
・所有しているだけでお金がかかる。
・住んでいない建物は想像以上に劣化が早い。
・被災のリスクがある。
・近隣住民に迷惑をかけてしまう可能性がある。
・子世代に不要な遺産を残すことになりかねない。
・早く処分することで税制優遇を受けられる可能性がある。

まず、空き家は所有しているだけでも光熱費、メンテナンス費、固定資産税など様々な面でお金がかかってしまいます。
特に固定資産税はかなり大きな負担になるため、極力早い段階で処分してしまうべきだといえます。

また、人の住んでいない家は想像以上に早く傷んでしまい、被災のリスクや近隣に迷惑をかける可能性も考えると、処分は早いに越したことはありません。

 

□まとめ

今回は、空き家処分の方法についてと、なぜ早い段階での処分の方が良いのかについて解説しました。
お分かりいただけた通り、空き家を持っている場合はできるだけ早い段階で処分してしまうことで、様々なメリットを得ることができます。
空き家の処分をお考えの方は、越谷地域で40年以上の実績を誇る当社にぜひお申し付けください。
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