現在、相続をはじめとする様々な理由で空き家を抱えている人が増えています。
どのように活用すればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
今回は、空き家の有効活用方法と、活用する際に知っておいた方が良い注意点をご紹介します。

 

□空き家の有効活用方法

 

＊貸し出す

建物の状態にもよりますが、人に貸し出すことで収入を得られます。
状態が悪いところや、今のライフスタイルには合わず使いにくいところは、リフォームすることで需要のある物件にすることが可能です。
また、建物の構造や広さによっては、シェアハウスや民泊に向いている場合があります。
家賃や宿泊費は、管理費やメンテナンス費を考慮して決めましょう。

 

＊土地を活用する

住む予定はなく状態が悪い場合は、リフォームをして貸し出せる状態にするよりも、建物を解体して更地にする方がメリットがあります。
更地にすることで、駐車場にしたり、土地を貸し出したりできるため、立地に合わせて活用しやすくなります。

 

＊売却する

上手に活用できそうになかったり、保有継続が難しかったりする場合は、お金に換えることも視野に入れておきましょう。
この時、どのくらいで売れているのか、相場を不動産サイトで調べて、おおよその売却値を把握しておくことをおすすめします。

 

□空き家を活用する際の注意点とは？

空き家を貸す場合、経営方法ごとに注意点が異なります。

戸建て賃貸経営の場合、最も重要なことは「管理会社の選択」です。
企業規模だけで判断せず、適切な賃料で入居者を募る力があるか、業務範囲はどれくらいなのかなどを含めて検討しましょう。

シェアハウスの賃貸経営の場合、ネットのシェアハウス募集サイトを利用するように、入居者の募集方法を工夫する必要があります。
また、サブリース契約という、また貸しをする形態もあります。

さらに、更地にして活用する場合は、固定資産税に注意が必要です。
更地にしたまま、1月1日を過ぎると、土地の固定資産税が増額してしまいます。
更地の活用方法によって、固定資産税の額は変化します。
その土地の需要に合わせて活用しましょう。

 

□まとめ

今回は、空き家の有効活用方法と、空き家を活用する際に知っておいた方が良い注意点についてご紹介しました。
空き家の状態と、需要のある場所から、最適な活用方法を考えることが大切です。
活用方法を考える上で、何かご不明な点がございましたら、ぜひ一度当社にお問い合わせください。