実家の解体工事を行うことになった際に、忘れてはいけないのが近所への挨拶です。

しかし、どのように挨拶をすれば良いのか、という疑問が残りがちですよね。
そこで今回は、実家の売却前の近所への挨拶について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

□実家を売却する前に近所への挨拶は必要？

建物を解体する際の工事では、どんなに気をつけて工事をしても、多かれ少なかれ近所への影響が出てしまいます。
騒音や振動、粉じんやホコリなどを全く発生させずに工事することは難しいからです。

そこで、工事開始前にあらかじめ工事日程や内容などを説明し、理解を求める機会を設けておけば、近所の方からの印象は大きく変わります。
きちんと挨拶をしておけば「短い間の辛抱だから」「お互い様のことだから」と思ってもらえることでしょう。

一方、何も知らされることなく工事を始めてしまうと、不安に思ったり不満を抱くものです。

口頭だけでなく、書面に工事内容や工期などの詳細を記しておくことで、説明不足を補ったり記憶間違いを防ぐことにもつながります。
実家の売却前の工事については、挨拶と書面での説明を欠かすことが無ければ、近所の方も安心してくれるでしょう。

 

□近所への挨拶で失敗しないためのポイント

 

＊挨拶のタイミング

一般的には、解体工事開始の1週間から10日前くらいに行うのがベストです。
あまり早すぎても相手が忘れてしまいがちで、逆に直前だと相手の準備期間が十分でないためです。

また、挨拶の際は挨拶状も持参し、不在の際に備えておきましょう。
後日改めて挨拶に向かうのがベストではありますが、タイミングが合わない場合は書面でのやり取りを挨拶代わりとしても問題ないでしょう。

 

＊挨拶の範囲

挨拶回りの範囲が明確に決まっているわけではありませんが、工事の影響が及んでしまう可能性がある家には挨拶しておくべきでしょう。

解体する実家の両隣と向かいの家3軒、裏の家3軒程度は挨拶しておくと確実です。
上記の範囲には入っていなくても、工事車両の駐車や通行により迷惑をかけてしまいそうなお宅にも忘れずに挨拶しておきたいところです。

 

□まとめ

今回の記事では、実家の売却前の近所への挨拶について解説してきました。
挨拶をすること自体も重要ですが、範囲やタイミングなどにも気を払うようにすると、より円満に工事を進められるでしょう。

また、実家を含め相続物件の売却を検討している方は、ぜひ当社にご相談ください。