実家を相続したが、特に活用法が見当たらなくて困っている方もいらっしゃるでしょう。
実家をそのまま放置しているとデメリットも生じるため、活用法を知っておきたいところです。
そこで今回は、実家の土地を有効活用する方法や実家を空き家のまま所有しているデメリットについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

□実家の土地を有効活用する方法

実家がある土地を有効活用する方法には、以下のような選択肢が考えられます。

1つ目に紹介する方法は、「アパート経営」です。
アパートの経営は管理会社やハウスメーカーなどの外部に管理を委託することで、手間を最小限にしながら収益を得られます。
そのため、実家が建っている土地が遠方にあるという方でも安心できるでしょう。

しかし、解体費用をはじめとする初期費用には数千万円から数億円ほどかかります。
また、賃貸需要が少ない地域では収益を確保できない可能性も高く、現状の資金と立地をもとに慎重に判断することが大切です。

2つ目に紹介する方法は、「駐車場経営」です。
駐車場経営は必要な初期費用が少ないため、手軽に始めやすい土地の活用方法です。
特に月極駐車場の場合は簡易的に線引きをすれば済むため、数十万円から始められます。

また、仮に軌道に乗らなかったとしても撤退しやすいのもメリットとしてあげられます。
コインパーキングだと話は変わりますが、月極駐車場ならば撤収費用もそう多くはかかりません。

 

□空き家のまま所有しているデメリット

続いて、実家を空き家のまま所有するデメリットをご紹介します。

 

＊管理の手間と費用

空き家を所有していると税金のほかに、水道・電気料金、火災保険代などの費用負担が発生します。

また、草取りや換気などの定期的なメンテナンスも必要です。
定期的に管理するのが困難であれば、空き家管理サービスの手を借りる方法もありますが、さらに費用がかさましされることになります。

 

＊資産価値が下がる

ひと昔前の日本では木造戸建てが一般的であるため、換気が行き届いていないだけでも急激に劣化していきます。
建物の資産価値はしだいに失われていき、売却しようと思っても買い手がつかない、といった事態になりかねません。

 

□まとめ

今回は、実家の土地を有効活用する方法や実家を空き家のまま所有しているデメリットについて解説してきました。
これといった活用方法が見つからなければ、実家を売却してしまうという選択肢も考えられます。
当社では、遺品整理や片付けが完了していなくても受付可能ですので、空き家でお困りの方がいればぜひご相談ください。