雑草対策は面倒に感じるもの。
ましてや、それが生活していない空き家であれば、一層面倒に感じますよね。
しかしながら、雑草対策をしていないとさまざまなトラブルが起こり、場合によっては近隣の方を巻き込んでしまう可能性もあります。
そこで今回は、空き家の雑草対策をしないことで起こるトラブルとその対策法についてご紹介します。

□空き家の雑草対策をしないことで起こるトラブル

雑草対策をしていないと、景観が悪くなってしまいます。
それに加えて、蚊などの虫が発生しやすくなり、近隣の方に迷惑をかけてしまう可能性があります。
また、雑草が成長してしまうと、外からの見通しが悪くなり、不法侵入者が住みついてしまうリスクもあります。
このような空き家は、不法侵入者や空き巣犯に狙われやすく、その地域の治安を悪化させる原因になるのです。

また、火災も発生しやすくなります。
タバコのポイ捨てや小さな火種でもすぐに燃え広がってしまう可能性があるため、雑草対策をする必要があるでしょう。

□空き家の雑草対策

＊砂利を敷く

雑草は日光がよく当たることによって、どんどん成長していきます。
したがって、雑草の成長を妨げるためには、日光を遮ればよいのです。
その日光を遮る方法として、砂利を敷くという方法があります。
砂利はホームセンターなどで手軽に比較的安価に購入できるため、おすすめです。

＊防草シートを敷く

防草シートとは、雑草が生えないように敷くシートのことです。
これを敷くことによって、日光を遮断できます。
見た目が気になる方は、防草シートの上から砂利を敷くことをおすすめします。

＊除草剤を撒く

除草剤には、液体タイプと粒材タイプがあります。
液体タイプは、直接雑草に撒くことで枯らすことができ、速効性も高いため、すでに生えてしまった雑草に対して効果的です。
しかしながら、持続性に関してはあまりないため、雑草の予防にはならないでしょう。

一方、粒材タイプは土に混ぜて使用するため、液体タイプに比べて持続性が高く、予防としては効果的です。

これらの除草剤を使用する際には、雑草除去の後にその場で植物を育てる場合や近くに育てている植物がある時には注意が必要です。
除草剤を使用することによって、それらが枯れてしまう可能性があります。
そのため、育てている植物の1メートル以内には除草剤を撒かないようにすることをおすすめします。

□まとめ

今回は、空き家の雑草対策をしないことで起こるトラブルとその対策法について紹介しました。
雑草対策は面倒に感じられるかもしれませんが、対策をしていない場合にはさまざまなトラブルを招く可能性があります。
今回は簡単にできる対策をまとめましたので、これらを試してみてはいかかでしょうか。